本心(遺伝子検査して良かったこと)
ちょうど一昨日が、ICD植込み手術を受けた日。
この間の診察で見た、バッテリーの残りはあと10年。
これをいかに縮めないかが、勝負。
さて、先日の遺伝子検査、予想外の結果にはしゃいでしまいましたが…
同時に、心から安堵していました。
私が要因となる遺伝子を持っていないということは、家族にも無いのだ。
息子に遺伝していないのだ。
このことが、どれほど嬉しいか。
結果が出る前は、遺伝性だとわかったらいつ息子に検査を受けさせようか…とか、いろいろ考えていました。
発作が起きたら死んじゃうかもしれないから。
進行性の病気だったら、遺伝子検査を受けることをもう少し躊躇したかもしれません。
でもこの、QT延長症候群は、発症と死があまりにも近い。
その代わりに、予防策を講じればかなり元気な状態で、長い間生きられる。
もちろん、ICDを植えればできないことが増えるし、運動も制限される。それが苦痛な時もある。
でもね、命があるのと無いのでは大違い。
今回検査で遺伝性と判明しなかったことで、息子が検査を受けることは無くなりました。
受ける意味がなくなった、の方が正しいかも知れません。
今の医学では発見されていない原因で私の発作は起きており、その原因は、もしかしたら未発見の遺伝子要素かも知れません。
そう考えると息子が発症しない保証は無いのですが、今はどうしようもない。
だったら余計な心配はせずに、今はのびのびと成長してほしいです。