QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

LQTSの難病女子。自分にしか生きられない人生を。

QT延長症候群
ICD(植込型除細動器)との生活

働き盛りにLQTSという心臓の難病を発症しながらも楽しく生きている人の記録。

定期診察日記(17年8月)

先週は定期診察でした。

 

朝イチで行ったのに生検で待たされたので(心電図が混んでいた)、いつもより終わるのが遅かったです。

 

お盆明けだったからかな?

 

早く行って、さっと終わらせて、長〜い会計待ちの間に病院の食堂でモーニングでもいただこうと思っていたのになぁ〜。

それは、次回のお楽しみということで。

 

 

診察

週末に疲れて起きられないくらいで、それほど深刻な体調不良もなかったので、いつもどおり和やかに進む診察…と思いきや。

心電図に期外収縮がたくさん写っていました。

 

30秒〜1分くらいの間に10回くらいあったかな?

 

期外収縮は、心拍がリズミカルに打たないだけで、健康な人にも起きることだから、それ自体がそんなに悪いものでも無いそうですが、頻発すると色々な支障が出てくるようで。

 

  1. 【むくみ】心臓が一定のリズムで拍動することで、常に一定量の血液が体を巡る仕組みになっている。期外収縮が起きると、いわば空打ちしている状態になるので、心臓に血液が溜まってしまい、むくみの原因になる。
  2. 不整脈心室が余計に電気信号を送っているので、つまりは不整脈。もしかしたら、最初に倒れた時の原因…心室細動を誘発したのかも。(注:あくまで私の場合です)

 

以前から、むくみと首の血管が浮き出ることを気にしていましたが、

(過去記事…血のめぐりが。 - QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

アーチストを再開してみても、季節が変わっても、相変わらずむくむ日があります。

冬から春先の頃よりは減りましたけれども。

 

これは期外収縮が起きているからなのですね。

 

リードが心臓の弁を通りぬけて心室に刺さっているので、弁が完全に閉じない分、逆流も起きているかも(首の血管が浮き出るのはそのせいも考えられる)、という話もあり、むくみ問題とは長い付き合いになりそうです。

 

 

投薬

期外収縮が今後も続いたり増えるようなら、アーチストを増やしたいなぁというお話がありました。

 

期外収縮に効く、というと語弊がありますが、脈を抑えて期外収縮も抑制するみたいなことらしいです。

ちなみに、今はアーチスト2.5mgを処方されています。

 

ただ、夏は血圧が落ちやすいのと、めまい?立ちくらみがあるので少し様子を見ることになりました。

 

気にしていためまい&立ちくらみは、やはり薬の副作用らしい。

血のめぐりが。 - QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

続・頭痛とめまい - QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

 

 

通常は、例えばしゃがんでいて立ち上がる時、副交感神経と交感神経が切り替わることで立ちくらみを起こさずに立てる…というメカニズムになっているそうです。

アーチストは交感神経の働きを抑制する作用があるので、この切り替えがうまくいかなくなっているのかも、とのこと。

 

 うんうん、そんな感じ。動作の切り替えの時に、ぐわんとなる。

立ち上がる時、進行方向を変える時、階段を上がる時。後頭部が重くなり、視野が狭くなり(目を開けていられなくなる)、体が重くなる。

 

朝から一日中そんな具合の時もあれば、突発的な時もあります。でも、何もない日は無いかも。これを体調不良と呼ぶならそうなんだろうけど、まぁ我慢してやり過ごせる、くらいの苦痛度合いです。

 

目がよく見えなくても耳と口があれば会議はできるし、立ち上がってしばらく経てばまっすぐ歩けるし。階段は等間隔に足を動かせば昇れるし。

 

薬の副作用なら、期外収縮が増えて薬の量を増やした時に、この症状も増えたり強くなるのかな?

それは、結構しんどいかもしれない。

 

 

 次の診察は11月。

それまでせめて現状維持でいきたいです。

 

 

今回の診察で聞き忘れたことのメモ。

私はマウナケアには登れるか?