手帳とか年金とか、そういう話。
こんなニッチな内容のブログを読まれる方は、QT延長症候群(LQTS)を発症した方やICD植込みをした方、これから手術をする方と、その身内の方がほとんどかと思います。
よほど、どんぴしゃのキーワードを打ち込んで検索でもしない限り、ここにたどり着くのは困難だと思うのですが、はるばるネットワークの向こうからお越しいただき、ありがとうございます。
そして、ここに辿り着いた方。不安や悩みがあるからインターネットで検索して来られたのだと思います。QT延長症候群や、他の心臓疾患と新弾されて、お医者さんからICD植込み手術を勧められて、手術するか悩んでいたり、決断したけれど手術後の生活に不安を抱えていたり、するのではないでしょうか。
というのも、私自身がそうでしたので。
病院で、スマホでぽちぽち。
「ICD植込み手術とは」
「QT延長症候群」
「手術痕」
調べて想像しては、また調べ…が消灯後の日課でした。
だからこそ、自分が気になったことを見える所に書き残しておこうと思ってこのブログを始めました。
日常のこと、体調、退院後の診察では何をするのか、などなど。
少しずつ書いていますが、まとめようと思いつつできていないのが、障害者手帳などの福祉や社会保障に関することです。
申請した各種社会保障について書き留めておきます。
いずれ、細かい内容や申請方法も書こうと思います。
目次
障害者手帳
これはもう、タイトルどおりです。
お住まいの自治体に申請します。
所定の診断書をお医者さんに書いてもらう必要があります。
医療費関連
- 心身障害者医療費助成(マル障)
病院にかかる時の費用負担が減免になる制度。
自治体によって呼び名が違うかもしれません。
障害者手帳の等級と紐付いているようです。
自治体によって対象者や減免の程度も異なるようです。
補助金・給付金
自治体によって異なりますが手帳の等級によって給付金が支払われる制度があるところもあります。
年金
年金事務所に申請するもの。
障害者手帳とは別の書式で申請が必要で、別途審査によって年金用の等級が決められます。
「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類。
私は障害厚生年金が支給対象でした。
(追記)
先日、転居時の障害年金関連の手続きについて書きました。
障害年金・住所変更の手続き方法 - QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。
- 個人型年金
最近イデコとかいう名前が付けられて金融機関が盛んに売り出しているやつです。
通常、60歳まで引き出せませんが、希望すれば前倒しで受給することができます。
税の減免
- 障害者控除(所得税・住民税)
所得税・住民税が減免される制度。
扶養者にも適用されたと思います。
その他
私は利用していませんが制度として存在するもの
- 難病医療費助成(東京都)
- 心身障害者理美容補助券(東京都)
- 心身障害者福祉手当(東京都)
- 自動車関連の税の減免
- その他税の減免
調べると結構色々あります。
私の場合は、入院中に病院所属のソーシャルワーカーさんが来てくれて、色々説明してくれたのでとても助かりました。
自分で調べるのは大変…。
申請自体は、社労士さんに依頼する方法もありますが、とりあえず自分でやってみたらできました。
その辺り、別の機会に書きたいと思います。
せっかくある制度は賢く活用していきたいですね。