QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

LQTSの難病女子。自分にしか生きられない人生を。

QT延長症候群
ICD(植込型除細動器)との生活

働き盛りにLQTSという心臓の難病を発症しながらも楽しく生きている人の記録。

発病当日〜意識が戻るまで。(入院当時の記録)

意識が戻り、目覚めた瞬間のことは、

正直よく覚えていません。
 
なんだか妙に白っぽい部屋で、のどに違和感。
全身にいろんな管が繋がれているのを理解するまで時間がかかった気がします。
 
「倒れて、救急車で運ばれたんだよ」的な内容を、
病人に話しかける時独特のゆっくりとした口調で夫が教えてくれました。
 
 
 …で、その時の私の第一声が
「会社休むって連絡してくれた⁉︎」
だった気がする…。
 
どんだけ社畜なんだ、私。
 
 
 
そんなこんなで目覚めたのですが、倒れる前日の夜から記憶がない。
 
後から聞いた話を繋いでみると、
 
 
早朝に当時6ヶ月の息子が目を覚まし、いつものようにお世話をしていた時に発作を起こし意識を失った。
 
 
子どもが泣いて夫を起こし、夫が119番通報。
救急車が来るまで心肺蘇生(youtubeを観ながら笑)
 
 
AEDで蘇生させつつ救急搬送
 
 
一命を取り留め、ICU
 
 
脳を保存するための低体温療法を
開始したところ除脈となり、再び心停止
(担当医いわく「マジかよ!」と思ったそうな)
 
 
低体温療法を停止し、意識を戻す方向へ
 
 
目覚め
 
 
まあ一番の見どころは、
意識不明の嫁を前に
youtubeで「心臓マッサージ」を検索した
夫の冷静さというか笑
 
本人いわく全然冷静じゃなかったそうですが笑
 
おかげで、お医者さんも驚くぐらい
脳の損傷が無かったので、
夫とyoutubeと、動画をアップしてくれていた
どこかの誰か様に感謝です。
 
 
 
夫が見た動画がどれかはわかりませんが、
 検索したら沢山出てきたので、一つ貼っておきます。
 
ところで、ICDを入れた私が誰かのためにAEDを使うことはできるのだろうか?
今度、先生に聞いてみようと思います。