QT延長症候群。ICD(植え込み型除細動器)との生活。

LQTSの難病女子。自分にしか生きられない人生を。

QT延長症候群
ICD(植込型除細動器)との生活

働き盛りにLQTSという心臓の難病を発症しながらも楽しく生きている人の記録。

ICD植込みしていてもできるストレッチ

ICDを入れていると(ペースメーカーも同じかも)、ストレッチができません。

 

いや、できるけど怖い…というのが正確な表現です。

 

ICD植込みというのはつまり、薄い皮下に硬い金属製の物体が埋め込まれていて、そこからのびるリード線が血管に開けられた穴から心臓の中まで通っている状態。

 

左腕を大きく動かすと何か起きそうで嫌なんですよね…。

 

ICDの本体が体内でぐりぐり動くのが気持ち悪い(皮膚を破って出て来そう)

 

とか、

 

リード線が抜けたらどうしよう

 

とか、そういう不快感や不安が拭えないのです。

 

それで手術して以降、ストレッチやヨガができなくなりました。

 しかしもともと肩こりがひどいせいもあって、首・肩がガチガチになってけっこうしんどい。

 

追い討ちをかけるように、上半身がむくむようになってしまい、これまた辛い。

 

 

そんなときに教えてもらった首のストレッチが、大変心地よいのです!

ICDが引っ張られる感じもなく心情的にも安らげるので、メモを残しておきます。

 

かんたん首ストレッチ
  1. 姿勢良く座り、体は正面のまま首を右に回す(真横をむくように)
  2. そのまま、下を向く(目線も斜め下へ)
  3. 10秒キープ
  4. ゆっくり顔を上げ、正面に戻る

 

これだけ!

 

向いた方と反対側の首筋がぐーっとのびてとても気持ちがいいです。

左右交互に何回か繰り返すと、だんだん筋肉がほぐれてきます。

 

首筋から肩甲骨あたりにかけて筋肉がのびるので、ICDを入れている左鎖骨下は引っ張られるような感覚がなく、不安を感じずにできるのが最大のポイントです。

 

他の要因もあるかもしれませんが、このストレッチをすると、むくみが若干軽減されるように思います。

 

ICDを入れてからストレッチができなくなった肩こりの方、おすすめですよ。