ICD植込みしていてもできるストレッチ
ICDを入れていると(ペースメーカーも同じかも)、ストレッチができません。
いや、できるけど怖い…というのが正確な表現です。
ICD植込みというのはつまり、薄い皮下に硬い金属製の物体が埋め込まれていて、そこからのびるリード線が血管に開けられた穴から心臓の中まで通っている状態。
左腕を大きく動かすと何か起きそうで嫌なんですよね…。
ICDの本体が体内でぐりぐり動くのが気持ち悪い(皮膚を破って出て来そう)
とか、
リード線が抜けたらどうしよう
とか、そういう不快感や不安が拭えないのです。
それで手術して以降、ストレッチやヨガができなくなりました。
しかしもともと肩こりがひどいせいもあって、首・肩がガチガチになってけっこうしんどい。
追い討ちをかけるように、上半身がむくむようになってしまい、これまた辛い。
そんなときに教えてもらった首のストレッチが、大変心地よいのです!
ICDが引っ張られる感じもなく心情的にも安らげるので、メモを残しておきます。
かんたん首ストレッチ
- 姿勢良く座り、体は正面のまま首を右に回す(真横をむくように)
- そのまま、下を向く(目線も斜め下へ)
- 10秒キープ
- ゆっくり顔を上げ、正面に戻る
これだけ!
向いた方と反対側の首筋がぐーっとのびてとても気持ちがいいです。
左右交互に何回か繰り返すと、だんだん筋肉がほぐれてきます。
首筋から肩甲骨あたりにかけて筋肉がのびるので、ICDを入れている左鎖骨下は引っ張られるような感覚がなく、不安を感じずにできるのが最大のポイントです。
他の要因もあるかもしれませんが、このストレッチをすると、むくみが若干軽減されるように思います。
ICDを入れてからストレッチができなくなった肩こりの方、おすすめですよ。